冬は休耕期間?
2010-12-23


冬の到来とともに畑の人影が薄くなった。野菜の生長が遅く変化に乏しい。毎日、畑に来たところで、急ぐ仕事はなさそうだ。畑も休ませた方がよいのか、とも迷う。
関東地方南部のこの辺りでは、厳冬期でも零下を少し下回る気温にしかならない。あらゆる生物が活動を休止してしまうことはない。春に備えて土作りをするのに丁度よい季節かもしれない。暑い夏ほど微生物による有機物の分解が激しくなく、ゆっくり有機肥料分が土壌に行き渡ることが期待できる。
畝間や通路に米ぬかを撒き、残渣を被せておく、などの作業はすぐに終わってしまう。冬の農閑期は休耕期間ではなく、休息期間として、春から秋にかけて酷使した肉体の休養期間とし、次の農繁期に備え身体を休め、じっくり作付け計画を立てるべきだろう。

天候:晴れ 気温:4℃−16℃
作業時間:9:45−12:30
エンドウマメのネットを張ってある支柱の結束が緩んでいたので締め直す。
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春先にエンドウマメのつるが伸び始める頃に、強い南風が吹く。その頃には北風と霜除けのヨシズを外すので、風の影響を受けにくくなるが、エンドウマメの重みも加わるので、ぐらつきは直しておきたかった。

ニンニクに追肥
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株間に米ぬかを乳酸発酵させたものを散布。酪酸発酵もしていてかなり臭う。酪酸というくらいなので、酪農=牛乳を連想するが、臭いの強いチーズの匂いのようでもある。
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余分を早生のタマネギの畝間にも散布。

キャベツの切り株に新芽
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春までこのままにしておくと
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初期に芯食い虫の被害を受けたこのキャベツ(画像右下、一見2株が密植されているように見える)のように、小ぶりだが複数の実をつけてくれる。この株には2つ。

側花蕾をつけたブロッコリー
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溝施肥した元肥えがよく効いているのか、頂花蕾と同じくらいにまで生長してくれる。先日、畝間に散布した米ぬかの効果があれば1月下旬までブロッコリーが楽しめるかもしれない。
[近況報告]

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