自然の力だけで促成栽培
2013-02-13


ナス、ピーマン、トマト、キュウリなどの夏野菜を6月に収穫するには促成栽培が必要になる。太陽光と外気の遮断だけでは夜間の気温が低すぎる。一般的には石油などをの燃料を燃やして加温するのだが、経費がかさむ上に環境にも悪影響をおよぼすので論外だ。
古来から伝わる伝統の知恵をお借りして「踏み込み温床」で熱源を得ることした。
材料は竹、針金、稲わら、刈草、枯葉、収穫残渣、鶏糞、米ぬか。この中で自然由来でない人工物は針金だけだ。針金も朽ちれば鉄と亜鉛に分解され野菜栽培に必須の微量元素の供給源になる。
刈草や枯葉が枯草菌の働きにより分解される過程で70℃に及ぶ熱が発生する。使用した刈草や枯葉の分量にもよるが2週間はこの温度を維持できる。この間に夜間を通じて20℃以下では発芽が難しい夏野菜の発芽を促すのが目的だ。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
本来であれば、毎朝恒例のヨガだけでなく筋トレやランニングなどが今日の予定になっているが、先週の土曜日の2時間走以来、細胞レベルで疲労している感じがしている。気のせいかと思っていが、スポーツ雑誌に極度の疲労があるとそういうことがあるという記事をたまたま目にし、今日もいやな疲労感があるので自重した。

天候:晴れ    気温:1℃−13℃
作業時間:11:30−16:00
踏み込み温床作り
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竹の枠に断熱材となる稲わらを詰めて側壁にする。
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刈草や枯葉などと鶏糞、米ぬかを交互に投入し踏み込む
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各層の厚さは踏み込んで10cmくらいで5層ほどか、作業に夢中で確認していない。
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最後に散水パイプに水を通すが、水の出が悪く発酵には不十分と思われたのでポリタン4杯分を投入しさらに踏み込む。順調に発酵が進めば1周間のうちに内部の温度は70℃に達するだろう。
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保温用のビニール・トンネルために竹をアーチ状に架けて一応の完成。
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かなり大量に積んでおいた刈草や枯葉は1/3ほどになっていた。3月上旬に予定している2つ目の踏み込み温床は小規模なものになりそうだ。
[近況報告]

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