新たなプレート理論、これでも原発再稼動
2016-04-05


プレートテクトニクス=プレート理論によれば、地球の表面は10以上のプレートで覆われ、それぞれが地殻より下の流動的なマントル層の影響で少しずつ動いている。それに伴い大きな地震が発生してきた、という知識はあったが、事実はこれだけにとどまらないらしい。
この数日、雨ばかりで時間を持て余していたこともあって、撮りためていたビデオで時間つぶしをすることにした。
4月3日放映された「NHKスペシャル 巨大災害 日本に迫る脅威▽地震列島」見て驚いた。
「これまで強固な一枚岩盤と思われていたプレートがいくつものブロックに分かれていて、その境界線上で過去多くの巨大地震が発生している」が大きく取り上げられていた。
日本でこの説を唱えている京都大学の西村卓也准教授と米国のハーバード大学のブレンダン・ミード教授が示すブロックの境界線は同じではないが重なる部分も多い。
西村卓也准教授はGPSでとらえた地表の動きと地震の発生ヶ所を根拠としていたが、ブレンダン・ミード教授がどのような根拠に基づいているのかは示されていなかった。
西村卓也准教授の説明にあった境界線の1つは九州の大分県臼杵市から鹿児島県出水市にかけてのもので、昨年に再稼働した川内原発からわずか20kmくらいしか離れていない。さらに、まだ再稼働には至っていない福井県高浜原発の近くには2本の境界線が東西と南北走っている。
西村卓也准教授によれば、ブロックの境界線に沿って深く大きな断層が隠れていることが考えられる、とのこと。例として濃尾地震と阪神淡路大震災の断層の跡を挙げていた。
川内原発の再稼働を認めた原子力規制委員会がこの学説を知らないということはないだろうが、どうこの学説を否定するのか知りたいところだし、その根拠を公表する義務がある。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
15年前の胆嚢摘出術の後遺症なのか腸の具合が悪く水泳は休み

天候:雨     気温:9.7℃−13.5
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